この記事は情報提供のみを目的としており、Seagateによる更新の予定はありません。

BlackArmor NAS - MacOS用iSCSIターゲットおよびデバイスの設定

事前準備:

  • BlackArmor NASを最新版のファームウェアにアップデートします。バージョンは4000.1211です。
    1. NASマネージャ・ページに管理者としてログインし、NASのファームウェアのバージョンを確認します。
    2. デフォルトでシステムのステータスページが開き、ファームウェアのバージョンが表示されます。
    3. ファームウェアのバージョン4000.1211をダウンロードする必要がある場合はここをクリックしてください。
    4. ファームウェアをアップデートするには、このページに表示されるアップデート手順に従います。
      ファームウェアをアップデートする前に、必ず重要データをバックアップしておきます。
  • iSCSIの機能は、BlackArmor NAS 400シリーズでのみ利用可能です。
  • iSCSIはBlackArmor NASの暗号化ボリュームとは使用できません。
  • OS X対応の(無料)globalSAN iSCSIイニシエーターは、CHAP認証使用時には接続できない可能性があります。

BlackArmor NASマネージャ・ページを、iSCSIターゲットおよびデバイスのセットアップに使用します。

  1. BlackArmor NASマネージャ・ページでiSCSIサービスを有効にする:
    1. NASマネージャ・ページにログインします。
    2. メニュー・バーで、[Storage(ストレージ)]を選択し、[iSCSI Manager(iSCSIマネージャ)]をクリックします。
    3. [iSCSI Target Service(iSCSIターゲット・サービス)]横の[Enable(有効にする)]をクリックします。
      • デフォルトのポート3260を経由してサーバーとのコミュニケーションが開始されます。必要に応じ異なるポートを使用することもできます。ポートを変更した場合、特定のポート範囲内にあることを確認します。
      • (任意 - ここではこのオプションは使用しません。)
        iSNS(Internet Storage Name Service - インターネット記憶域ネームサービス)は、お使いのネットワーク上でiSCSIドライブを自動検出するために使われます。この任意サービスを設定する場合は、[iSNS Service(iSNSサービス)]横の[Enable(有効にする)]をクリックします。
        iSNSサービスを有効にすると、BlackArmorサーバーがデフォルトでiSNSサーバーとして使用されます。異なるサーバーを使用したい場合は、該当するIPアドレスを入力してください。
    4. [Submit(送信)]をクリックします。



      iSCSIセットアップ・ウィザードが開始されます。

      セットアップ・ウィザードは、iSCSIの設定をサポートするBlackArmorマネージャのウェブUIで入手可能です。セットアップ手順には、デバイスおよびターゲットの作成が含まれます。
  2. iSCSIセットアップ・ウィザードを使用する:

    作成する各ターゲットのLUN(Logical Unit Number - 論理ユニット番号)IDは、デフォルトで0に設定されています。LUNは、iSCSIターゲットにマッピングされた論理ボリュームです。
    1. [Device Name(デバイス名)]:デバイス名を入力します。
      aiSCSIのデバイス名は、最大16文字(英数字およびハイフンのみ)で設定します。iSCSIのデバイス名は英数字で始めてください。
    2. [Size(サイズ)]:このデバイスに割り当てるストレージ容量を入力します。
      iSCSIデバイスのサイズに関する情報は、この記事の終わりの*を参照してください
       
    3. [Location(格納場所)]:デバイスが格納されるボリュームを選択します。
    4. [Next(次へ)]をクリックします。


       
  3. iSCSIターゲットを作成する:
    デバイスを作成した後、[iSCSIターゲットの追加]ページが表示されます。
    以下に従いページを完了させます:
    1. IQN (iSCSI Qualified Name):ターゲットの名称を入力します。この名称と、この名称の前にある情報とが、globalSAN iSCSIイニシエーターでクライアントが目にする名称になります。
      a iSCSIのターゲット名は、最大32文字(英数字、小数点、コロンおよびハイフンのみ)で設定します。iSCSIターゲット名は英数字で始めてください。
    2. ヘッダーおよびデータ・ダイジェスト:ターゲット接続時のiSCSIイニシエーターを確認するために、任意のヘッダーおよび/またはデータ・ダイジェストのオプションを有効にします。
      • オプション:
        [One-way and Mutual CHAP(単方向および相互CHAP)]:任意のChallenge Handshake Authentication Protocol(チャレンジハンドシェイク認証プロトコル)は、iSCSIイニシエーターとiSCSIターゲット間の認証に使用されます。単方向CHAPを使用する場合、iSCSIターゲットのみがイニシエーターを認証します。正しいターゲットにアクセスしていることを確認するための追加チェックをクライアントが行えるようにしたい場合は、相互CHAPを有効にします。有効にしたいCHAP設定用にユーザー名およびパスワードを作成します。
    3. 終了後、[Next(次へ)]をクリックします。


       
    4. サマリーページで設定を再確認し、変更する場合は[Back(戻る)]をクリックします。iSCSIのセットアップが完了した場合は[Submit(送信)]をクリックします。



      これでiSCSI Target and Device(iSCSIターゲットおよびデバイス)が設定されました。


       
    5. [ロック]をクリックしてiSCSIイニシエーターをアンロックし、Macユーザー名とパスワードを入力します。


       

Snow LeopardまたはLeopardへのiSCSIデバイスのマウント方法

  1. Free globalSAN iSCSI Initiator for OS X(OS X対応の無料globalSAN iSCSIイニシエーター)をダウンロードし、LeopardまたはSnow Leopardにインストールします。インストール後、再起動する必要があります。
    ファイル名:globalSAN 4.1.0.279.dmg(サードパーティ製ソフトウェアのバージョンは時間の経過とともに変更される可能性があります。)
    このアプリケーションは、CHAP認証時にはiSCSIターゲットに接続できません。
  2. インストール後にglobalSANのiSCSIアプリケーションを開くには、[Apple]マークをクリックし[System Preferences(システム環境設定)]を開きます。


     
  3. + 印をクリックし[Portal(ポータル)]を選択します。BlackArmor NASのIPアドレスを入力し[Add(追加)]をクリックします。


     
  4. ターゲットの一覧が表示されます。[OK]をクリックします。


     
  5. [Connection(接続)]を選択し、[Persistent(持続)]にチェックを入れ、[Connect(接続)]をクリックします。接続されると緑色のライトが点灯します。


     
  6. iSCSIドライブが接続されると、[The disk you inserted was not readable by this computer(挿入されたディスクはこのコンピュータで読み取りできません)]とレポートされます。[Initialize(初期化)]をクリックします。


     
  7. ディスク・ユーティリティが自動で開かない場合には、[Go(進む)]をクリックします。
    [Utilities(ユーティリティ)]を選択しディスク・ユーティリティを開きます。
    左側のiSCSIドライブを選択します。
    必要であれば[Erase(消去)]オプションを選択し、ドライブ名を入力し、[Erase(消去)]をクリックします。


     
  8. [Are you sure you want to erase the disk "SCST_FIO____"?(ディスク"SCST_FIO____"を本当に消去しますか?)]と表示されます。
    [Erase(消去)]をクリックします。


     
  9. 消去が完了すると、iSCSIドライブがデスクトップにマウントされます。



    これらのデバイスをデスクトップ上で表示する前に、[Finder Preferences(Finder環境設定)]で確認する必要があります


     

*iSCSIデバイスは、NAS上の空き領域よりも容量が小さくなければなりません。使用領域およびボリューム容量は、NASマネージャ・ページの[Storage(ストレージ)]および[Volumes(ボリューム)]で確認できます。これでNASの空き領域が計算できます。

NASの空き領域を超えるiSCSIデバイスとiSCSIの追加デバイスを、警告を誘発することなくNAS上に作成することはできます。これは推奨されていません。

NAS上の空き領域よりも容量の大きいiSCSIドライブを作成できるのは設計上可能だからです。iSCSIユーザーはボリュームの容量をオーバーシュートすることもできます。NAS管理者の責任において、iSCSIデバイスの設定時に使用可能な容量を超過しないようにします。globalSAN iSCSIイニシエーターは、NASのボリュームの共有状況を識別することはできません。NASの管理者は、さまざまなiSCSIデバイスの設定時にNASの制限を定める必要があります。

実際、最も有効な手段は、iSCSIデバイスを用いるボリュームで通常の共有をしないことです。iSCSIデバイスとユーザー共有を同じボリューム内で使用する場合、空き領域は共有内のQuotasを設定することで管理できます。また、iSCSIターゲットは、NASと設定されたQuotas上の空き領域に基づき作成することができます。

NASが満杯になると、MacOSはiSCSIドライブの空き領域を表示することもありますが、データをさらに追加しようとすると、MacOSはエラーをレポートします。

追加情報:
iSCSIに関する詳細については、文書ID:219651を参照してください。

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